技術ライティング 工数がかかる、技術的内容を分かりやすく伝える記事で集客をサポート 2023.11.15 COMPANY PROFILE 会社名 旭化成株式会社 担当者名 モビリティ&インダストリアル事業本部 戦略推進部 マーケティング室 芦田 直明様、同 橋本 晃子様 事業内容 マテリアル、住宅、ヘルスケア サイトURL https://www.asahi-kasei-plastics.com/ 導入サービス Webコンテンツの制作 自社の技術に関連するコンテンツを社内のリソースで制作していた、旭化成株式会社 モビリティ&インダストリアル事業本部 戦略推進部 マーケティング室では、広く一般的なユーザーに向けて自社技術に関連する新しいコンテンツを提供しようとしていました。その記事執筆をアウトソースしたいと考え、技術が分かるコンテンツ制作会社を探して、お声がけいただいたのがテクノポートでした。ご発注いただいた同 マーケティング室の芦田様、橋本様に、依頼に至った経緯やご評価を伺いました。 事業内容・サービス導入前の課題 技術的内容を含むライティングを引き受けてもらえるところを探していた 旭化成グループでは、繊維、化学品、エレクトロニクス関連素材などのマテリアル領域、住宅、建材などの住宅領域、医薬、医療などのヘルスケア領域の3領域を柱に事業を展開しています。 「私たちの所属するモビリティ&インダストリアル事業本部は、自動車や工業分野に向けて、エンジニアリングプラスチックや機能性繊維、コーティング原料などの事業を行っています。その中で、戦略推進部 マーケティング室は、自動車部品や電気電子部品などに使われるポリアミド樹脂『レオナ™』、ポリアセタール樹脂『テナック™』、変性ポリフェニレンエーテル樹脂『ザイロン™』といったエンジニアリングプラスチックのマーケティングを担当しています。」(芦田様) テクノポートにコンテンツ制作についてご相談いただいたのは2022年1月でしたが、それにはどのような経緯があったのでしょうか。 「エンジニアリングプラスチック事業のWebサイト(https://www.asahi-kasei-plastics.com/)を2021年4月に一新して公開したのですが、コンテンツをどう更新していくかということが課題となっていました。伝えたい内容は旭化成の技術を中心としたもので、社内のリソースを使って制作していましたが、そこになかなか時間と工数を掛けられないため、技術的な内容を含んだライティングを依頼できるところを探していました。 作りたいなと思っていたコンテンツは、プラスチックを使ったものづくりを考えている一般的なエンジニアに向けて、設計のポイントなどを基本的なところから教育する、SEOの観点を含んだ、比較的ライトな記事です。SEOライティングを手がけているいくつかの会社さんに相談してみたのですが『技術に寄ったコンテンツ制作はできない』というお返事でした。 また、私たちが参考にしているWebサイトなどで記事を書いているライターの中に、テクノポートにも登録されている方がいらっしゃったので、私たちの希望に応えていただけるのではないかと当たりを付けまして、テクノポートにご相談することにしました。」(芦田様) サービス導入後の評価や効果について ものづくりの実務経験を持つライターがテーマを理解した上で執筆 技術的なコンテンツ制作ができる、ということでテクノポートにご連絡いただいたということですが、「この会社に頼んでもいいな」と判断されたポイントはありましたか。 「依頼したいコンテンツ内容についてご相談した時に、技術的な内容が含まれるということをお伝えし、それを加味した上でプラスチックによるものづくり実務に従事した経験を持つライターさんをアサインしていただけるとのことで、まず1本をある意味でお試しとして作成いただきました。仕上がってきた原稿を見ますと、ある程度技術的な内容を分かった上で書いて頂いていると感じまして、継続して依頼することに決めました。その後の原稿も、技術面も日本語としても修正すべきところも少なくて工数もかからず満足しています。 元々、ご相談までは、技術ライティングという単語も知りませんでしたし、こういう内容の記事をお願いして書いていただけるかどうかも分かっていませんでした。幸いにも御社にお願いすることができて非常にありがたいと思っています。」(芦田様) 記事が新しいお客様の流入につながり、検索上位への表示も 「お願いした記事は、一般エンジニア向けの学習コンテンツであるため、効果の指標としては、新しいお客様をどれだけ呼び込めているかという視点で見ています。 これまで7本の記事を公開していますが、旭化成のWebサイトをすでに見てくださっているお客様にも読んでもらっていますけれども、Google検索から流入してくるお客様が圧倒的に多く、現在も増加傾向にあります。営業が接触できないお客様といかにつながるか、というWebサイトの目的から考えますと、、技術ライティングサービスの導入による連載コンテンツ制作効果はありました。回を追うにつれて全体の流入も増えているので、引きつづき記事を増やしていきたいと思っています。特に第1回の記事については、『有限要素法』というワードで検索すると上位表示されております。 技術的な内容を、一般の方にも分かりやすく伝えるコンテンツを書けるリソースが社内になく、御社に書いていただいてとても助かっています。技術的な部分は当社のエンジニアもチェックしていますが、大きな問題なくうまく書いていただけていると感じています。納期についても特に問題ありませんし、申し分ないと評価しています。」(橋本様) 今後の展望について もっとお客様を呼び込めるコンテンツを増やしていければ いまご依頼いただいている連載記事以外に、技術ライティングサービスを利用していきたいとお考えのことはございますか。 「私は、旭化成の自社技術や製品に関する内容以外の、一般的な技術コンテンツは作らなくてもいいのではないかと思っていたのですが、第1回記事から想定以上の流入があり、ニーズがあるということを強く感じました。引きつづき、関連コンテンツの充実化を進め、プラスアルファの流入を得られるようにしていきたいと思います。」(橋本様) 「いまはプラスチックCAEの設計に関するテーマだけをお願いしていますが、他にも記事を作りたいキーワードがありまして、何かお手伝いいただけるものがあればご相談できればと考えております。」(芦田様) ローカルな地域だからこそ、顧客開拓の活…前の事例 従来の訪問型営業に加え、デジタルマーケ…次の事例