メーカー Webサイト制作 Webコンサルティング 技術ライティング

広告費を減らしつつコンバージョン数を最大5倍に。戦略的なWebコンテンツ施策によりリード獲得を大幅増へ

COMPANY PROFILE

会社名
セレンディップ・ロボクロス株式会社
担当者名
取締役 出岡様
事業内容
工場FA化のためのロボット導入トータルサポート
サイトURL
https://www.serendip-rxm.com/
導入サービス
Webサイトの制作
SEO対策コンサルティング
Webコンサルティング
Webコンテンツの制作

【本事例の概要】
目的:
・事業譲渡に伴い並存していた2サイト(セレンディップグループのロボット事業サイトと旧・高島ロボットマーケティングのレンタル特化サイト)の統合
・商社・SIer・コンサルティング、ロボットレンタル機能を統合した新ブランディングの確立
実施した施策:
・2サイトを統合した新Webサイトの構築
・ターゲット顧客の購買フローに基づいた戦略設計
・購買フェーズ後半のユーザーを狙った製品ページ・カタログダウンロード導線の強化
・SEO対策を踏まえたコンテンツ制作

成果:
・月間コンバージョン最大5倍に増加
・広告予算を増やさずオーガニック流入で成果を実現
・顧客獲得単価が大幅に改善

顧客紹介

セレンディップ・ロボクロス株式会社は、多品種少量生産を行う製造業向けに、協働ロボットを活用した自動化ソリューションを提供しています。多品種少量生産の現場では仕様が固まりきらない段階から自動化を検討するケースも多くあります。そのため、工程改善の難易度は高いとされています。当社はそうした顧客に対し、ロボットのレンタル・販売にとどまらず、工場診断・コンサルティングからシステム設計、導入後のアフターフォローまでをワンストップで支援しています。

2024年5月、ロボットレンタル事業を展開していた高島ロボットマーケティング株式会社を譲り受け、現在の事業体制を構築しました。

セレンディップ・ロボクロス株式会社 取締役 出岡様

サービス導入前の課題

Webサイトにおいて、どのような課題があったのか教えてください。

テクノポートのサービス導入前、当社は2つのWebサイトを抱えていました。セレンディップグループとしてのロボット事業サイトと、旧・高島ロボットマーケティングのレンタル特化サイトです。事業譲渡によって両サイトが並存する形となり、マーケティングのリソースが2つに分散していました。実際に注力していたのはレンタル寄りのサイトであり、当社が目指すブランディングとのズレが生じていました。

また、当時はリード獲得を広告に依存する傾向があり、継続的に成果を出すには限界がありました。レンタルだけでなく、商社・SIer・コンサルティングの機能を統合した形で打ち出していきたいという思いがありました。しかし、目指す姿と現状のWebサイトには大きなギャップがあり、Webサイトの統合と新たなブランディングの確立が急務でした。

サービス導入の決め手

なぜ、テクノポートのサービスを選んだのですか?

テクノポート以外にも並行して検討していたWebマーケティング会社が3社ほどありましたが、最終的にテクノポートを選定しました。

他社はデザイン重視の提案が多かった一方、テクノポートは当社の目指すブランディングに対して「まだこの領域は時期尚早ではないか」と率直に指摘してくれました。購買フローのどのフェーズにいる顧客を狙うべきか、そのためにどのようなコンテンツを作り、どう段階的にブランディングを構築していくか。その道筋が明確で納得感があった点が決め手となりました。

テクノポートならではの良さを感じたポイントがあれば教えてください。

テクノポートが製造業に精通していたことも大きなポイントでした。現場レベルの専門的な用語を理解しており、マーケティング会社とエンジニア集団(当社)という本来は言語が異なる両者の間でも、ミスマッチなくコミュニケーションを取ることができました。当社側もマーケティングの基礎を学びながらプロジェクトに臨み、双方が歩み寄る姿勢で取り組めたことが成果につながった要因の一つだと感じています。

 

サポートを受けたWebマーケティング支援の内容

テクノポートからどのような支援を受けたのか教えてください。

テクノポートが立案した戦略は、購買フェーズの下流にいるユーザーを優先的に獲得するというものでした。

顧客の購買フェーズには段階があり、まだ社内の課題が明確にできていない層(上流)と、導入を前提に具体的な製品比較や検討を行っている層(下流)があります。いきなり上流の課題を持つ顧客を狙うのではなく、まず足元で確実に成果を出せる領域から着手し、実績を積み上げながら徐々に上流へ展開していくアプローチです。

具体的には、取扱製品の掲載数を大幅に増やし、製品カタログをダウンロードしやすい導線を整備しました。ダウンロードしたくなるような見せ方を工夫し、問い合わせにつながりやすいサイト構成へと改修しました。また、SEO対策を踏まえたキーワード選定とコンテンツ制作により、広告に頼らずオーガニック流入を増やす土台を構築しました。

支援によってどのような成果を得られましたか?

施策の結果、月間コンバージョン数は導入前の最大5倍に増加しました。広告予算を増やすことなくオーガニック流入で成果を実現し、顧客獲得単価は大幅に改善されています。正直なところ、これほど早くリードが増えるとは想定していませんでした。

成果があったからこそ、次の課題も見えてきたと聞いています。

そうです、リードの急増に伴い新たな課題も顕在化しました。営業・提案のキャパシティがボトルネックとなり、獲得したリードを受注につなげる体制整備が急務となっています。当社ではインサイドセールス機能を新設し、営業へのトスアップまでは効率化を実現しました。今後は提案から実際のコンサルティングまでのプロセス標準化を進め、リードを売上へ確実につなげる体制を構築していく方針です。

セレンディップ・ロボクロスの今後の展望

今後の展望と、その中でテクノポートに期待することを教えてください。

当社は今後、購買フェーズ前半の上流課題を持つ顧客へのアプローチを強化していきます。単体のロボット導入提案にとどまらず、AGV・AMRとの組み合わせによる複合的なソリューション提案へと領域を拡大していきます。さらに、専用機単体の導入に留まらず、MES(製造実行システム)など上位システムとの連携も視野に入れています。最終的には「スマートファクトリー」を体現できる組織を目指しています。

テクノポートに対しては、競合動向や業界トレンドなど外部視点でのアドバイスの継続に加え、IT領域への対応拡大を期待しています。さらに、セレンディップ・ロボクロス単体ではなく、セレンディップグループ全体との関係へと発展させていきたいと考えています。