

COMPANY PROFILE
- 会社名
- USTRON 株式会社
- 担当者名
- 取締役社長 岡本様
- 事業内容
- 薄膜・蒸着材料 及び 石英ガラス加工
- サイトURL
- https://www.ustron.co.jp/
- 導入サービス
- Webコンサルティング
「問い合わせは以前の3倍以上!体験できるレベルで問い合わせの件数が増えました」と岡本社長は語る。薄膜材料や石英ガラスの加工を手がけるUSTRON株式会社は、自社の弱点であるWebマーケティングを克服するための手段を模索し、日本工業大学(MOT)との繋がりをきっかけに、製造業のWebマーケティングに強いテクノポート株式会社と連携。これにより、Webマーケティングに力を入れた結果、大きな成果を得ることができた。今回は、岡本社長に抱えていた課題とその成果についてお話を伺った。
サービス導入前に抱えていた課題と導入背景
ーサービス導入前に抱えていた課題を教えてください。
ホームページは1998年から運営しており、2000年代初めには本格的な展開を始めました。2018年のリニューアルでは、「会社としてしっかりとしたホームページを作りたい」という思いから見た目を重視した作りになっていて、マーケティングや集客の観点からはあまり戦略が練られていませんでした。
また、営業活動は展示会での商談や既存顧客からの紹介に頼っていて、限られた人員でのフォローアップに苦労していました。それでもホームページからの問い合わせは月に1~2件程度は来ており、「営業担当者1-2名分の働き」を担っていると感じていました。
ただ、ここからどうすれば問い合わせを増やすことができるのか、まったくノウハウがなかったので、以前通っていた日本工業大学(MOT)でお世話になった教授に相談したところ、ちょうどよい人がゼミ生にいるということで、テクノポートの小林さんを紹介していただきました。
テクノポートさんからは、現状のホームページの問題点や対策すべきキーワードの調査、具体的な施策について説明をいただきました。また、ホームページをリニューアルすることなく、既存のサイトを活かす形での提案をしていただきました。


サービス導入後の成果について
ーWebコンサルティングサポートの成果はいかがでしたか

左:岡本社長 右:河村マネージャー
短い期間でしっかり成果を感じています。以前は月に1~2件程度の問い合わせしかなかったのですが、今では月に5~6件、具体的な商談に発展する案件が来るようになりました。特に大きな変化は、こちらから営業をかけることが難しい大手企業からの問い合わせも増えた点です。
問い合わせの製品カテゴリーでは、主力の薄膜材やターゲット材に関するものが増加しています。加えて、セラミック加工に関する引き合いも伸びてきており、特に「石英ガラス加工」といった加工系のキーワードで検索上位に表示されるようになったことで、狙い通りの成果が得られたと感じています。
ーホームページの問い合わせからの受注率はどうでしょうか?


今後の方向性について
ー今後の方向性や注力したいことは?
今後も薄膜材料や石英ガラスの分野で市場をさらに広げていきたいと考えています。
また、顧客管理やそこからの掘り起こしについても興味があります。過去に接点があった顧客リストを蓄積し、メルマガなどで継続的に関係を築ければ、薄膜材や石英の加工にニーズが生まれた際にUSTRONの名前を思い出してもらえ、問い合わせをもらえる可能性が高まると思います。展示会の名刺リストは名刺管理ツールで保管し、ホームページからの問い合わせはエクセルで管理していますが、ツールがバラバラで、そのデータを十分に活用できていないのが現状です。今後は、より効率的な営業活動を模索しながら進めていきたいと考えています。