メーカー Webコンサルティング Web経由の問い合わせ増加、営業現場でも活用されるホームページへ進化 2025.10.28 COMPANY PROFILE 会社名 ヤマモトロックマシン株式会社 担当者名 専務取締役 佐々木様 事業内容 さく岩機を主力とした機器メーカー サイトURL https://yrm.co.jp/ 導入サービス Webコンサルティング 【本事例の概要】 目的 自社の強みを正確に伝え、営業現場でも活用できるホームページを構築し、Web経由の問い合わせ増加を図る。 実施した施策 ・検索キーワード調査とSEO対策による情報設計 ・製品・技術の特徴を整理した分かりやすい構成 ・導入事例やビジュアル訴求による信頼性強化 成果 ・Web問い合わせ件数が大幅に増加 ・営業担当者が商談時に活用できるサイトに進化 ・社内の情報発信意識が向上し、広報活動全体を強化 弊社がテクノポートさんにWebマーケティングの支援をお願いすることになったのは、ひろしま産業振興機構さんの紹介がきっかけでした。補助金を活用できるタイミングだったので、「この機会にホームページをしっかり活かせるようにしたい」と考えたんです。 もともとホームページは2年ほど前に一度リニューアルしていたんですが、正直、作っただけで止まっていた状態でした。更新も滞りがちで、掲載写真の権利関係や内容の古さなども気になっていましたし、営業や採用に十分に使えていないという課題もありました。そこで、単に見た目を変えるのではなく、「営業で使えるホームページにしたい」という思いから、テクノポートさんにお願いすることにしました。 Webマーケティング支援の成果について テクノポートさんの支援を受けてから、ホームページの使い勝手や情報の整理が一気に改善されました。まず一番大きかったのは、営業現場でホームページを「説明ツール」として使えるようになったことです。 以前は営業担当がパンフレットやカタログを持っていくスタイルでしたが、今はスマホやタブレットでホームページを開いて、製品ページや技術紹介ページを見ながら話せるようになりました。営業の説明が統一されるようになったのも大きな変化ですね。 また、資料ダウンロードの数が増えたのも実感しています。これはおそらく、サイトの導線や内容が改善され、興味を持ってもらいやすくなったからだと思います。実際にお客様から「ホームページが分かりやすくなった」と言ってもらえることも増えました。問い合わせが増えただけでなく、「企業認知度」や「信頼感」も確実に上がっていると感じています。 サポートの進め方と印象 テクノポートさんのサポートは、とにかく丁寧で一緒に考えてくれるという印象です。こちらの要望をただ形にするだけでなく、「なぜそれをするのか」「どう伝えればより響くか」という部分まで掘り下げてくれるのがありがたかったですね。ミーティングでは毎回、資料や進行内容をきちんと共有してくれて、自分たちが考える時間をちゃんと作ってくれる。押しつけではなく、伴走してくれるスタンスでした。 特に良かったのは、うちの業界や製品をしっかり理解しようとする姿勢です。 そのおかげで、私たち自身も「自社の強みを言葉にする」ことの大切さを再認識できました。 また、Webだけでなく、「今後どう広げていくか」という中長期的な視点での提案も多く、支援を通じて社内の意識まで変わってきたと感じます。 営業チームの中でも「ホームページでこう伝えよう」「この情報は載せたほうがいい」といった声が自然に出るようになってきました。 ヤマモトロックマシンが今後チャレンジしたいこと これからの目標は、AIを活用した業務効率化とナレッジ共有です。通常の業務や、トラブルシューティングやメンテナンス対応などのAIを活用することで効率化できることは数多くあるはずです。新人でも対応できる仕組みを作りたいと考えています。データの整理やセキュリティ面など課題は多いですが、長期的には“AIを使った社内教育・情報共有”の仕組みをつくることを目指しています。もう一つは、技術PRの強化です。今回の取り組みをきっかけに社内では言語化できていないことが数多くあることに気づけました。 例えば、これまで製鉄機械や浄水場向けの製品など、特定分野に特化した技術を持っていながら、十分に発信できていませんでした。これからは、主要設計者にも協力してもらいながら、専門的な技術内容を分かりやすく言語化して発信していく予定です。遠隔操作技術などの独自性をしっかり伝えていくことで、新しい引き合いにもつなげていきたいと考えています。 今回のWebマーケティング支援を通して、単にホームページをきれいにするだけでなく、「自社の強みをどう伝えるか」「社内にどんな意識を根づかせるか」という部分まで整理できたのが大きな成果でした。 テクノポートさんとの取り組みを通じて、“技術を言語化して伝える力”が社内に浸透しつつあります。これからはAIやデジタル技術も活用しながら、“ものづくり企業としての新しい発信スタイル”を確立していきたいと思っています。 月間リード数を3倍にしたホワイトペーパー…前の事例