調査レポート概要

調査実施者:テクノポート株式会社
調査概要:新市場開拓を実現する技術の用途開発!悩みを調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月29日~同年12月6日
有効回答:「技術の⽤途開発」という単語の意味を知っていると回答した、製造業(従業員数100名以上)の経営者・役員・経営企画・マーケティング担当者100名
※構成⽐は⼩数点以下第2位を四捨五⼊しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

登録無しでダウンロード可能です

調査結果

本調査は、製造業における技術の用途開発に関する実態と課題を明らかにしたものです。

Q1、技術の用途開発における課題

用途開発において最も多くの企業が抱えている課題は「技術の有望な用途が見出せない」「ターゲット(見込顧客)が見出せない」であり、どちらも約40%と半数近くが感じています。これは、技術視点に偏ったアプローチだけでは市場ニーズとのマッチングが難しいことが考えられます。
また、自社技術の整理ができていないや、伝え方、情報発信の仕方がわからないなど、そもそも用途開発以前の段階で課題を感じている企業も多いようです。

Q2、情報発信の方法

用途開発における情報発信手段としては、「プレスリリース」「展示会」「自社サイト掲載」などが多く用いられています。特に60%以上の企業がプレスリリースを利用しており、BtoB企業において、ニュース性のある情報発信を自ら行っていくことが重要視されていることがわかります。

Q3、自社だけでの用途発見の限界

約85%の企業が「自社だけで有望な用途を発見するのは限界がある」と感じています。33%の企業が「かなりある」と回答しており、外部からの視点や支援が強く求められている状況です。

Q4、サポートの必要性

外部のサポートの必要性に関しては、「非常にそう思う」「ややそう思う」あわせて60%以上の回答者が、自社技術の用途開発や新市場開拓に対して「サポートが欲しい」と感じています。自社内での取り組みだけでは限界があると認識しており、外部のマーケティングや技術マッチングの支援に対するニーズが高いことが明らかです。

まとめ

自社の技術の用途開発において、そもそも有望が用途をなかなか見出せないと感じていると共に、もし見出せたとしても、それをうまく発信できていないということが浮き彫りになりました。

弊社では有望な用途開発を見出すことをはじめ、それをうまく発信していくところまでのサポート体制が整っています。また、順番を逆にして、発信することで有望な用途開発を見出すといった手法にも取り組んでいますので、自社の技術の用途開発にお悩みの方はご相談をお待ちしております。