【製造業】ホームページ公開前後にチェックしておきたいポイント

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページの制作に多大な時間をかけ、公開の日程が決まった際、最後にやることが残っています。それはホームページ公開前後のチェックです。この記事では、ホームページ公開前後の重要なチェックポイントについて解説します。SEO、セキュリティ、デザイン、リンクの正確性など、ホームページの品質と効果を最大化するための要素を紹介するので、ぜひ細かくチェックし、エラーのないホームページを公開しましょう。

制作会社側でのチェックリスト

まずは、ホームページ制作会社が公開前に行うべき具体的なチェックリストを紹介します。弊社では公開に際し、下記のチェックリストを使用し、レイアウトの崩れ、誤字脱字、リンクエラー、お問い合わせフォームの動作など、品質の保証に努めています。

  • レイアウト崩れがないか
  • 誤字脱字
  • リンクエラー
  • お問い合わせフォーム(reCAPTCHAの設定)
  • 301リダイレクト
  • metaタグ
  • バックアップ
  • サーバーのアカウント情報
  • 解析ツールの設定

一つ一つ詳しく解説します。

レイアウト崩れがないか

ホームページのレイアウトは、デバイスごとに最適化されている必要があります。特にPCで問題ないと確認しても、スマートフォンやタブレットなど、画面サイズの異なるデバイスでレイアウトが崩れていないかを確認します。近年ではレスポンシブデザインを採用しているホームページがほとんどで、異なる画面サイズに自動で対応できるようにしています。しかしそのせいで、ある大きさではボタンが被ったり、思わぬところでメニューが2行になったりすることもあるので、実際に人の目で確認して問題がないかチェックします。

誤字脱字

ホームページ上のテキストに誤字脱字があると、特に企業の公式サイトの場合、ユーザーからの信頼を失う原因になりかねません。誤字脱字のチェックは、制作に携わった人が担当すると見落としが発生しがちです。ホームページの制作に携わっていない人がチェックをすることで、チェック漏れを防げます。

リンクエラー

ホームページ内のリンクが正しく機能しているかどうかを確認することも不可欠です。リンクエラーがあると、ユーザーが情報をスムーズに得られないだけでなく、サイトの信頼性を損なう原因となります。WordPressの場合、グローバルメニューはメニューの設定を確認すればOKですが、固定ページの中のサイト内リンクは、テストサイトのURLが設定されているままの場合があるので、公開後も一つ一つ実際にクリックして確かめましょう。

お問い合わせフォーム(reCAPTCHAの設定)

お問い合わせフォームは、ユーザーとのコミュニケーションを取る上で非常に重要な機能です。フォームが正常に動作しているかを確認し、入力された情報が適切に送信されているかをテストする必要があります。また、スパム対策としてreCAPTCHAの設定も忘れてはなりません。reCAPTCHAの設定を行うことで、自動化されたスパムからフォームを守り、実際のユーザーからの問い合わせだけを受け取れるようになります。reCAPTCHAはユーザビリティを損なうことなく、セキュリティを強化する効果的なツールです。

301リダイレクト

301リダイレクトは、旧URLから新URLへユーザーを自動的に転送する仕組みです。特にサイトのURL構造が変更された際には、301リダイレクトを設定することがSEOの観点からも重要です。これにより、旧URLに対するリンクの価値を新URLに引き継ぎ、検索エンジンでのランキング低下を防ぐことができます。

metaタグ

metaタグは、検索エンジンにサイトの内容を説明する重要な役割を担っています。特にtitleタグ、descriptionタグはサイトの検索結果表示に影響を与えるため、適切に設定されているかどうかの確認が必要です。All in One SEOなどのプラグインで一括設定ができますが、各ページで同じになってしまうこともあるので、個別にチェックが必要です。metaタグの設定を最適化することで、検索エンジンからのアクセス向上が期待できます。

バックアップ

ホームページ公開前には、万が一のためにサイトのバックアップを取っておくことが重要です。これにより、何か問題が発生した場合でも、迅速に元の状態に復元できます。バックアップは定期的に更新し、複数の場所に保存することで、データの安全性を高められます。WordPressの場合は、自動的にバックアップを取ってくれるプラグインがありますので、詳しくは下記の記事でご確認ください。

サーバーのアカウント情報

サーバーのアカウント情報は、ホームページ運営において極めて重要な情報です。FTP情報や管理サーバーのコントロールパネルの情報を安全に保管し、必要な担当者だけがアクセスできるように管理することが重要です。

解析ツールの設定

ホームページの運用を効果的なものにしていくために、Google Analytics 4やSearch Consoleなどの解析ツールを設定することで、訪問者の行動、トラフィックのソース、ページのパフォーマンスなどを詳細に把握できます。これらのデータの活用により、サイトの改善点を発見し、より効果的な運用戦略を立てることができます。

お客様側でのチェックリスト

ホームページの公開に際して、お客様側で行うチェックポイントがいくつかあります。これらのポイントを適切に管理することで、法的問題の回避、情報の正確性の保持、そして効果的なホームページ運用が可能になります。

掲載写真の許可確認

ホームページに掲載する写真は、著作権や肖像権の問題を避けるため、適切な許可を得て使用することが重要です。特に加工事例や製品事例に掲載する写真は、使用許可を得る必要があります。これにより、法的なトラブルを避けるとともに、プロフェッショナルなイメージを保つことができます。

社外への情報更新

ホームページの公開に伴い、社内外への関連する情報を最新のものに更新することが必要です。これには、会社案内パンフレット、名刺、メールの署名などが含まれます。社内関係者や取引先に対して迅速に情報を更新し、リニューアルしたホームページを社外の人に見てもらうように働きかけることで、新たな商談につながる場合もあるので、適切な連絡を行うことも重要です。

運用体制の確認(自社で運用していく場合)

運用体制を確認する際には、まず、ホームページの日々の管理と更新を担当するチームや個人を明確に定めます。これには、コンテンツの更新、技術的なサポート、ユーザーからの問い合わせ対応などが含まれます。運用体制の確認には、ホームページのパフォーマンスを定期的に監視し、必要に応じて改善策を講じるプロセスの確立も含まれます。これには、解析ツールを用いてユーザーの行動やトラフィックの傾向を把握し、サイトのUI/UXの改善やSEO戦略の調整など、効果的な改善策を立案することが含まれます。自社で難しいと感じた場合は、弊社のようなマーケティングのコンサルティング会社にご相談ください。

より効果的なホームページ運営はお客様の協力が必要不可欠

これらのチェックポイントを丁寧に確認し、必要な修正を加えることで、ユーザーにとって価値の高いホームページを提供できるようになります。品質の高いホームページは、企業や組織の信頼性を高めることにもつながります。また、技術的な部分を適切に管理し、最高のパフォーマンスを提供することが不可欠です。安全性の高いホームページの運用は、長期的な成功への鍵となります。

また、お客様にも実施してもらうことで、ホームページはより効果的に運用され、ユーザーや関係者からの信頼が得られます。ホームページは企業や組織の顔としての役割を果たすため、これらのチェックリストを確実に実施し、より効果的なホームページの運営を進めていきましょう。

この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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