サプライヤー企業 Webサイト制作 Webコンサルティング 数百社の新規取引先開拓に成功。得意領域を見出し訴求力アップ 2020.12.28 COMPANY PROFILE 会社名 荒川技研株式会社 担当者名 代表取締役 荒川 昇士様 事業内容 プラスチック加工 サイトURL https://www.a-giken.co.jp/ 導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング Webサイトの企画を強化したことで、問い合わせや取引社数が大幅に増加した荒川技研株式会社。得意領域をうまく可視化し、確立して訴求したことで、数百という新規取引先開拓に成功しました。 サービスの導入効果 問い合わせ数、大幅アップ 異業種からの引き合い獲得 取引社数が大幅増加 問い合わせ数に波はありますが、多い時期には毎日のように問い合わせがきているとのこと。以前は自動車、アミューズメント系数社への依存率が非常に高かったのですが、Webサイト企画を何年も試行錯誤した結果、お取引先様は数百社に増えました。今では無くてはならない強力な営業の武器としてご活用して頂いております。 Webサイト企画により自社の立ち位置を明確化 荒川技研株式会社は、切削・真空注型・光造形と樹脂に関して、外注も含め幅広い加工対応ができる会社です。「樹脂加工なら試作から量産までなんでもできること」が自社の強みである反面、得意領域が見えづらくなっていることがわかりました。そのため、まずはターゲットとする領域を絞り、自社の立ち位置を確立させることが必要と考えました。 樹脂試作にターゲットを絞り「プラスチック試作の専門工場」というキャッチフレーズで訴求することを決めました。試作を必要とするターゲットが探してくるであろうキーワード(試作系、加工方法別、材質別、業界別など)を洗い出し、求める情報に対し個別にページを設けて訴求することで、細かな需要を集められるよう設計しました。 Webサイトの公開後には多くの情報が集まります。アクセスの分析、お問い合わせ状況のヒアリングなどから、さまざまな取り組みを行いました。反応が良かった分野に対しては、さらにその分野を伸ばすには何ができるかお客様と一緒に考えます。コンテンツ強化だけでなく、設備投資と同時並行に、さらなるPR強化を行いました。 例えばアクリルの可視化分野の場合、透過具合が肌感覚になってしまうというネックもあり、「より安心してご依頼頂くにはどうすればいいのか」と考えました。このような視点から、可視化度合いを測定するヘーズメーターと呼ばれる装置を導入。結果、今では同社の得意分野の1つと呼べるまでの領域となり、多くのお客様からご相談を頂いています。 お客様の声:代表取締役 荒川様 荒川技研株式会社の代表取締役である荒川様に、サービス導入に関するインタビューを行いました。導入前から導入後、今後の取り組みについてお話ししています。 サービス導入前の課題 20年前とかなり早い段階からWebサイトを作ってPRしていましたが、期待するようなお問い合わせはありませんでした。地元のHP屋さんに頼んでいたため、お問い合わせを増やすための提案というのは特になく、Webサイトがただ存在する状態だったのだと思います。 以前はお得意様に大きなメーカーもあり危機感はなかったというのが正直なところです。ただ、車はEVになり燃料系がなくなる。アミューズメントも衰退の兆しがあるなど、将来のリスクが予想できたため、本腰を入れて営業をしようと考えていたところでした。営業をするためにWebサイトの重要性はわかっていたものの、どうすればいいかわからない状態でした。 Webサイトの成果はいかがですか? 公開後の更新にてさまざまな業種向けに個別のPRを行うことで、わけわからないぐらい多くの業界・業種の方とお取引ができるようになりました。 例えば、大学、研究機関、航空機、医療、建築デザイン会社、展示会など。「何でもできますではなく、何が提供できるか」お客様の求めるものを具体的に想像し、それに合わせたコンテンツを作ることが非常に大事だと感じています。 導入後のサポートはいかがですか? サポートは大満足です。Webの知識、ものづくりの知識、そこから弊社にとってどのようなPRが良いかをいろいろと提案して頂き、非常に助かってます。営業マン3人分くらいの働きをしていただいている感じです。 また、コロナ禍の現状、非接触型の営業ツールとして非常に役立っていると思います。今の時代、なかなか営業にすら出られないですし、お客様も直接会うことは控えていますからね。 先輩ユーザーからのアドバイスがあれば 弊社では、長い時間をかけてWebサイトを育てていき、今では無くてはならない営業の武器となりました。もしWebサイトを1億円で売って欲しいと言われても、明日からお問い合わせが無くなることを考えると躊躇してしまうくらいです(笑) また、Webサイトは顧客を獲得するためでなく、自社の得意領域がなにかを模索するためにも活用できます。そのため、なにかしたいけど、どうPRすれば良いかわからないという方にもおすすめです。 今後の取り組みについて お問い合わせは多いのですが、会社に限りもあるため、新規のお問い合わせ数には限度があると考えています。ですから、一度の受注で終わってしまったお客様、受注にならずともお問い合わせを頂いたお客様などに再度アプローチできるような、マーケティングに力を入れていきたいと考えています。 もう一度頼みたいと思って頂けるお客様をもっと増やしていきたいですね。そのためにはPRだけでなく、サービスの満足度ももっと上げていかねばと考えています Webマーケティングの成果が社員のモチベー…前の事例 Webサイトを新規開設してすぐに問い合わせ…次の事例