こんにちは、テクノポートの渡部です。
ホームページを作る際に、どんなページを作ればいいのかというところで悩んでいる方もいるかもしれません。弊社はこれまで数多くの製造業のホームページを制作をしてきましたが、会社によってそのページの構成は様々です。そこで、これまで制作してきたページをできるだけ並べてみようと思います。どんなページを作ればいいか悩んでいる方は、この中から自社のホームページに必要と思われるページをサイトマップに組み込んでみてください。
※今回のサイトマップに関しては、「どんなページを作ればいいのか思いつかない」という方向けの記事になっています。本来であれば、自社の強みや、マーケティングの観点から必要と思われるページを構成していくことをおススメします。
この記事の目次
基本的にどのサイトにも概ね必要と思われるページ
まずご紹介するのは、どういったホームページでも作成する基本的なページです。各ページの具体的な内容は下記の通りです。
- TOPページ
会社概要がそのままTOPページになっているサイトをたまに見かけますが、後述する自社の強みを訴求するページへの誘導コンテンツを配置する必要があります。 - 会社概要
代表挨拶、会社情報、沿革、アクセスなどです。 - 品質保証関連
ISO9001やISO14001などの内容です。 - 設備一覧
加工機械や、検査機械などです。 - 加工事例、製品事例(加工業者の場合)
業界別、素材別、加工方法別など、ただ並べるだけではなく、戦略を鑑みて見やすく分類することが必要になります。 - 取り扱い製品(商社等の場合)
扱っている素材情報などのページ。これもただ並べるだけでなく、詳細な説明と共に、機能別にページを分けるなど、見やすくわかりやすい配置を心がけると良いです。 - お問い合わせ
お問い合わせフォームを活用することが多いです。個人情報保護に関する声明は別ページで設けてもいいですが、お問い合わせフォームのページに掲載したので構いません。 - 採用情報
自社の採用に関する情報。ここで採用活動をするというよりは、別途採用に関するサービスなどを活用している場合、ページがないと活動をしていないと勘違いされかねないので、用意しておく方がいいです。 - 社員紹介(採用)
採用情報の追加ページとして社員インタビューなどを用意すると、自社への採用訴求力が高まります。 - よくある質問
Q&Aとしてよくある質問をページとして作っておくと、問い合わせ対応の手間を減らすことができます。
自社の強みの訴求や集客のためのページ
ホームページを制作する上で最低限必要なページが整ったら、次のステップとして、自社の強みを訴求するページの作成をします。これに関しては先述したように、自社のマーケティングの企画によって変わってきますので、マーケティング企画に沿って必要と思われるページに取り組んでみてください。
加工技術説明
自社の得意技術の説明をするページ。強みを訴求するとともに、集客の役割も担うページです。自社の強みとなる技術に関しては、一般的な内容から専門的な内容まで幅広いコンテンツ作りをおススメします。具体的には下記の様なページです。
- 精密切削加工
- 細穴加工
- 大型製缶加工
- バレル研磨加工
- 銅加工
社内体制
自社の技術力に関する内容以外で自社の強みを訴求するページです。集客の効果は薄いことが多いですが、ホームページを閲覧したユーザーに自社の強みを理解してもらうために必要なページです。具体的には下記の様なページです。
- 短納期対応
- 品質保証体制(ISO認証以上に強みとして打ち出したい場合)
- 社内一貫対応
- 協力ネットワーク体制
- 量産体制
- 試作対応体制
- 問い合わせから納品までのフロー
特定のターゲットに向けたページ
自社の事業内容の中で、特定のターゲット向けに事業を展開していきたい場合に用意するページです。近年ではBtoC向けに新規事業部を立ち上げたという話をよく聞きますので、その場合は個別のページを用意することをおススメします。具体的には下記の様なページです。
- 個人向け、オーダー対応
- 開発担当者向け、フレキシブル試作対応
- デザイナー向け、アイデアを形に
- 新人担当者、初心者向け、製作可否判断サービス
いかがでしょうか?ここに挙げたのは、ほんの一例ですが、自社のホームページのサイトマップ作りに役立てて頂けたらと思います。