受託加工業 Webサイト制作 Webコンサルティング

技術を見える化することで訴求力が向上

COMPANY PROFILE

会社名
高木特殊工業株式会社
担当者名
代表取締役 高木 勉
事業内容
めっき加工
サイトURL
https://takagitokusyu.com/
導入サービス
Webサイトの制作
Webコンサルティング

サービス導入前に抱えていた課題について

高木特殊工業株式会社は、無電解ニッケルめっき、硬質クロームめっき、セラミック‐カニゼン‐複合めっき、PTFE複合無電解ニッケルめっきを行っています。めっき質にこだわりを持ち、無電解ニッケルめっきは最高グレードのものを、硬質クロームめっきは形状に合わせた電極を使用。他社ではほとんどやっていないPTFE複合無電解ニッケルめっきも行うなど、独自技術を磨いています。

自動車業界をメインとして、これまで安定した受注を確保できていた一方で、新規顧客開拓にはあまり力をいれていませんでした。

今後は自社の技術が生きる他の業界を探すことも必要だと考え、まずはWebサイトを使った営業に着手しました。

Webマーケティング施策の概要

高木特殊工業様は他社とは差別化できる技術をお持ちでしたので、技術を理解してもらえるようなサイト設計にしました。

具体的には、グラフや画像を使った技術の見える化です。ターゲットを「設計者」に絞り、設計者が欲しい情報を掲載しました。特に「めっき後の物性値」には力を入れています。

設計者はめっきがしたいわけではなく、めっきによって得られる効果を求めています。そのため、めっき後の効果をわかりやすく伝えることにしました。

効果を伝えるためには、摩擦係数、耐腐食性などの実験データを取得しなければなりませんが、そこは高木特殊工業様にご協力いただきました。

このデータをご用意していただいたことで、かなり説得力のあるサイトができたと思っています。

また、SEO対策については「PTFEめっき」で行っています。無電解ニッケルめっき、硬質クロームめっきは競合も多かったため、競合が少ない「PTFEめっき」を選択しました。PTFEめっきの検索需要は少ないのですが、訴求力は高いためSEO対策キーワードとして適切と判断しました。

結果、PTFEめっきでの検索順位は3位になり、「めっき後の物性値」は滞在時間2分以上と高い状態にすることができました。

問い合わせも順調に増えてきて、徐々に受注につながっています。

お客様の声:代表取締役 高木様

弊社はこれまで、自動車業界を中心に安定した受注を確保してきました。
今でも受注が落ちたわけではありませんが、今後は一つの業界だけではなく、様々な業界とつながりを持つことが大切だと考えています。
これまで他業界への営業活動をほとんどしてこなかったため、自社の営業力の弱さが課題となっていました。

新規営業をするにしてもWebサイトを整えることが大切だと感じ、ホームページを制作してくれる企業を探していました。

テクノポートさんは技術も理解してくれますし、ターゲット目線の提案も的確でした。
Webサイト制作もスムーズで、安心して進めることができました。

候補サービスやサービスの比較はなにか考えましたか?

ホームページ制作企業を紹介してくれるサービスを使って、4社からお話を聞きました。

弊社はホームページの制作を外部に依頼するのは初めてでしたので、特に基準を設けずに提案内容の良かったところに決める予定でした。
各社の提案を聞くうちに「弊社の技術が理解できないと良いWebサイトは作れない」ということがわかりました。

テクノポートさんは提案段階からこちらの希望を踏まえながら、ターゲット目線のアドバイスをもらえた唯一の制作会社でした。

最終的に2社で迷ったのですが、「担当者が技術的な話をできること」が決め手となり、テクノポートさんにお願いすることにしました。

導入後のサポートについてはいかがですか?

Webサイトは作ったら終わりで更新は重要視していなかったのですが、テクノポートさんのサポートは受けてよかったです。

テクノポートさんは定期的に打ち合わせをしていただけるため、Webサイトのことは常に意識していますし、実際に更新したい内容も増えてくるので助かっています。

訪問の際にいろいろと提案もしてくれるので、Webサイトを放置することがなくなりました。

先輩ユーザからのアドバイスがあれば

テクノポートさんは技術的な話も通じますし、こちらの要望も踏まえて提案してくれるので、製造業関係の方は一度お話を聞いてみてもいいと思います。

デザインなどの見た目ではなく、「どうやったら問い合わせにつながるか」を提案してくれるので、納得して依頼できると思います。

今後の展望は?

徐々に問い合わせが増えて、受注できるケースも出てきました。
Webサイトの更新はこれからも続けていき、問い合わせを増やしていきたいと思っています。