こんにちはテクノポートの永井です。
Webサイトから問い合わせを増やすためには、アクセス数を上げることが絶対条件です。今回はアクセス数を上げるための基本について紹介します。
この記事の目次
アクセス数が必要な理由
アクセス数が必要な最大の理由は問い合わせの数と正の相関があるからです。つまり、アクセス数が増加すれば、問い合わせ数の増加も期待できます。そのため、問い合わせ数を増やすためにはアクセス数を増やさなければなりません。BtoBの場合、ただ単にアクセス数を増やせばいいというわけではなく、ターゲットからのアクセスを増やすことが大切です。
例えば、金属加工の量産の問い合わせを増やしたいのに、プラスチックの試作を探している人からのアスセスを増やすような努力をしても効果は見込めません。
ターゲットからのアクセス数を増やすためには、まずはアクセス数を上げるためのセオリーを知る必要があります。
アクセス数を上げるための基本
アクセス数を上げるためのセオリーについて紹介します。
流入は検索エンジン
ターゲットが貴社のサイトにアクセスする方法はいろいろありますが、最も多いのはGoogle、yahoo、Bingなどの「検索エンジン」からです。
アクセス数を上げるためには検索エンジンからどのようにして、貴社のサイトにアクセスするのかを理解する必要があります。
具体的にターゲットは下記のような行動を行います。
- 行動1.検索するための検索エンジンのサイトに訪問する(Google、yahoo、Bingなど)
- 行動2.検索窓にキーワード入力する(このキーワードを検索キーワードと言います)
- 行動3.検索結果に表示されたサイトのタイトルを見て、どのページを見るか決める
ターゲットからアクセス数を増やすためには、この行動に対して自社のサイトが表示されるように対策をしていかなければなりません。
対策を行う上で行動1の検索エンジンについては、Googleを基本として対策すれば大丈夫です。YahooはGoogleと同じ検索システムを使用しており、BingはGoogleとyahooの利用者と比較するとかなり少なくなります。そのため、Googleの検索エンジンに的を絞っても問題ありません。
検索キーワードには需要がある
行動2において、検索窓に入力する検索キーワードには「検索ボリューム(検索需要)」というものが存在します。これは特に重要なので必ず意識してください。検索ボリュームは簡単にいうと「キーワードの検索回数」です。Googleのソフトを使うとそのキーワードが月にどれくらい検索されているのかを調べることができます。
例えば、「金属加工」は月に8,100回調べられていますが、「チタン 加工」は720回になります。つまり、検索回数が大きいキーワードで対策を行うほうがより多くのアクセスを集められるようになります。
ここで1つ注意点があります。検索回数が多いキーワードはSEO対策の難易度が上がるということです。
基本的に検索結果の1ページ目(10サイト程度)しかアクセスされません。検索順位を上げるための対策をSEO対策と呼びますが、検索回数の多いキーワードは各社がSEO対策を行ってくるため10位以内に入ることは難しく、必死で対策をしてもアクセスにつながらない可能性があります。
一方、検索回数の少ないキーワードは検索結果の上位に入ったとしても、アクセスが伸びないので、ちょうどよいキーワードを見つけることが大切です。
SEO対策を行う
SEO対策は「Search Engine Optimization」 の略で検索エンジン最適化、つまり検索結果で上位表示させるためのテクニックになります。SEO対策を行うためには、検索エンジン(ここではGoogle)がどのようなページを評価しているのかを知る必要があります。
Googleはその仕組みを公開していて、大きくは下記5つになります。
- 検索クエリの意味(ユーザーがどんな情報を探しているか)
- コンテンツの関連性(キーワードが入っているか)
- コンテンツの質(専門性、権威性、信頼性)
- Webサイトのユーザビリティ
- コンテキストと設定(現在地、過去の検索履歴、検索設定など)
Googleの仕組みの詳細
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks
簡単にいうと「検索者の検索意図(なぜ検索しているのか)を理解した上で、その疑問を解消するコンテンツを作る」ことが大切です。
SEO対策の詳細については弊社の別のコラムを参考にしてみてください。
SEO対策まとめ:https://marketing.techport.co.jp/category/homepage/seo
ページを増やすこと
アクセスを増やすためにはページ数を増やすことも大切です。
例えば、1ページのアクセス数が月100件あったとすると、10ページのサイトは月1,000件、30ページのサイトは月3,000件のアクセスになります。もちろんSEO対策のやり方によってアクセス数は大きく関わってきますが、ページ数を増やすことには効果的です。
また、SEO対策は検索キーワードごとに行いますが、基本的に1つの検索キーワードで上位に表示させるためには、そのキーワードの専用ページが必要になります。
これを1ページ1キーワードの法則と言います。
例えば、金属加工、チタン加工、銅加工で上位表示させたい場合、1ページだけで対策することは難しく、金属加工専用ページ、チタン加工専用ページ、銅加工専用ページが必要になります。そのため、多種類の検索キーワードでSEO対策を行う場合、ページ数は必ず増えます。
基本的な内容も掲載する
これはSEO対策のテクニックになりますが、検索回数が多いキーワードで上位表示を狙う場合、基本的な内容も掲載しなければなりません。BtoBの場合、ある程度知識がある人がターゲットになり、そのターゲットは基本的な内容は求めていない可能性もあります。しかし、検索エンジンで上位表示させるようにするためには基本的な内容も掲載しなければなりません。
基本的な内容を掲載しても意味がない、技術を知らない企業と思われるといった懸念を抱える方もいますが、ターゲットは興味ないところは読み飛ばすのでそこまで気にする必要はありません。基本的な内容+自社のオリジナル情報をあわせて記載すれば大丈夫です。
まとめ
問い合わせを上げるためにはアクセス数を上げることが大切です。アクセス数を上げるためには、下記5つが重要になります。
- 流入は検索エンジンであることを意識する
- 検索キーワードの検索需要を知る
- SEO対策を行う
- ページを増やす
- 基本的な内容も掲載する
弊社テクノポートは製造業に特化したSEO対策も行っています。SEO対策でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。