ドメインの選び方と管理について「com」?「co.jp」?

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
渡部 仁志 が執筆した他の記事をみる

こんにちは、テクノポートの渡部です。この記事では、ドメインの基本知識から適切な選び方、管理方法までを詳しく解説します。このサイトであれば「techport.co.jp」というところがドメインになります。「marketing」のところはサブドメインと言い、ドメインを取得することで追加で設定できるところですが、今回の記事では取り上げません。まずは概要としてドメインとは何か、その役割や重要性を理解し、取得するメリットを紹介します。また、効果的なドメイン名の選び方やSEOとの関係性、取得の際のルールについても説明します。

ドメインの選び方

まずは適切なドメイン名を選ぶためのポイントと注意点をお伝えします。

ドメイン取得のルール

まずはドメイン取得のルールとして自由に決められる部分と、選ぶ箇所について解説します。

このサイトでいうと「marketing.techport.co.jp」の「techport」のところです。自社の名前に関する文字列を自由に組み合わせることができます。ただ、「&」「#」「%」などの記号や、全角の英数字は使えません。また、文字数に関しては「3文字以上63文字以内」となっています。

選ぶ箇所

「.com」「.co.jp」「.net」など、これらには実はそれぞれに意味があり、ここを何にするかで料金も変わってきます。意味については下記の表をご覧ください。

com

commercialの頭文字3つからなるドメイン。商業的なものに限定されるのかと思われるが別にそんなことはない。

net

networkの頭文字3つからなるドメイン。ネットワークを意識しているが、用途は何でもいい。

org

organizationの頭文字3つからなるドメイン。主に非営利団体に使われることが多いが、営利団体でも使用できる。

biz

bussinessの略語からなるドメイン。ビジネス目的限定かと思いきや、特に制限はない。

info

informationの頭文字4つからなるドメイン。情報提供向けのサイトなどに使われることが多いが、誰が使ってもよい。

これらのドメインに関しては世界中どこでも取れるようにできていて、各ドメインに関しての「大枠の」仕様イメージやシーンは設定されていますが、特に制限や縛りはありません。ただ、最も一般的なものが「com」だと思われますので、もし、会社のドメインとして使用するのであれば、「com」を利用するのが無難です。

下記については末尾が「.jp」になっているもので、「日本」の団体しか取得できないドメインです。団体の属性によって「.jp」の前の2文字が変わります。

co.jp

company。なので日本に登記されている会社のみが登録可能。申請には登記簿の情報が必要。

or.jp

organization。特定の団体のみ登録可能。財団法人や社団法人など。

ne.jp

network。特に縛りはなく、ネットワークのサービスごとに利用が可能。

ac.jp

academy。大学、専門学校、学校法人などが利用。

go.jp

government。政府の機関や、各省庁。特殊法人などが利用。

一番よく使われるのは、「.co.jp」です。このドメインを使っているホームページやメールアドレスは「日本に登記されている法人」ということが保証されていることになりますので、信用の意味でも使われるケースが多いです。

ドメインを取得する際の注意点

ドメインの取得のルールがわかったら、次に自由に決められる部分を決めていくわけですが、注意点が2点あります。

基本的に早い者勝ち

ドメインの取得は早い者勝ちになり、すでに取得されているドメインは申請、取得ができません。ドメインを取得している人から買い取るか、期限が切れるのを待つしかありません。取得したいドメインがある場合はこちらでチェックができますので、一度チェックしてみてください。

もし使われていたら、「-」を入れてみたり、「.co.jp」ではなく「.com」にしてみたりするなどして被らないように調整してください。

商標権に抵触するかどうかを確認

ドメインは文字列を使用します。商標登録されている名前を使用する場合、法的な問題が発生する可能性があるため、事前に確認することが重要です。会社名を使う場合は特に問題ないと思いますが、新たなサービスのサイトを立ち上げる等、新しくドメインを取得するときなどにはご注意ください。不安がある場合や、より詳細な確認が必要な場合は、商標専門の弁護士やコンサルタントに相談することをおすすめします。

取得するメリット

ドメインそのものが与える印象というものもありますが、独自ドメインを取得することによって下記のようなメリットがあります。

  • SEO的に長く運用しているドメインほど、SEOの恩恵を受けられる
  • Webサイトとしての信頼が上がる
  • 自社専用のメールアドレスが自由に利用できる

独自ドメインを早めに取得することは、SEO対策の一つになります。SEOの評価基準の一つとしてドメインの運用年数というのがあり、長く運用されているドメインの方が高い評価を受けられる傾向にあります。また、「.co.jp」は日本に登記されている法人しか取得できないので、それだけで日本の会社であるという証明になりホームページの信頼度が上がります。また、独自ドメインを取得すれば、自分だけのメールアドレスの作成が自由にできるようになります。

代表的なドメイン管理会社

お名前.com」、「スタードメイン」、「ムームードメイン」「Xサーバードメイン」などが日本の代表的なドメイン管理会社です。料金は会社によって多少の違いはあるものの、ほとんど変わりませんので契約するサーバー会社に付随しているドメイン管理会社で取得が最も手間が省けます。大まかではありますが、代表的な「.com」だと年間1,000円~1,500円、「.co.jp」だと年間3,000円前後です。 

まとめ

今回はホームページ制作の第一歩であるドメインについて解説をしました。ドメイン取得の参考にしていただけたらと思います。

この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
渡部 仁志 が執筆した他の記事をみる

関連記事