希望のデザインに近づくデザイナーへの要望の伝え方

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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こんにちは、テクノポートの渡部です。デザインを外注したはいいものの、「出来上がりが思っていたデザインと違う」という経験をしたことはありませんか?実のところ、自分の頭の中にあるデザインのイメージを、テキストや言葉で正確に伝えるのは難しいです。

そこで今回は、希望のイメージをデザイナーと共有し、希望に近いデザインを提出してもらうための手法を紹介します。

そもそもなぜ「思っていたのと違う」ということが起こるのか?

 

なぜ「思っていたデザインと違う」といったことが起こってしまうのでしょうか。それはデザイナーへの伝え方が曖昧だったり、全体の中の1つの側面を伝えたいのに、その側面を伝えずに全体だけを伝えてしまうことで起きていることが多いです。

例えばですが、「犬のイメージ」と言われて、どのような犬をイメージしますか?発信した人にとっては「犬と言ったら柴犬のイメージだから伝わるはず」と思っていても、受け取る側にとっては、その犬はドーベルマンやチワワ、ゴールデンレトリバーかもしれません。このように、受け取る人の「犬のイメージ」は様々です。

このようなイメージの相違を避けるために、デザイナーに伝えるときはできるだけ具体的に伝える必要があります。ここからは、伝え方について紹介します。

ターゲットやリニューアルの企画趣旨を伝え、できるだけお任せする

最初に覆すようなことをお伝えします。これは経験則ですが、デザインに関して配置を細かく指定するよりは、配置する素材を渡して、ある程度デザイナーにお任せすることをおすすめします。

デザイナーの腕にもよりますが、デザインの知識がある人にお願いしたほうが、自分のイメージしているデザイン以上のものを提出してくれることが多く、結果的に満足のいく結果になる可能性が高いです。

それでもすべてをお任せするわけにはいかないので、次に紹介するような内容を伝えておき、できるだけお互いのイメージの相違がないように擦り合わせをしておく必要があります。

参考サイトを「複数」提示する

自分が「良いな」と思ったデザインのサイトを参考サイトとしてデザイナーに伝えることも大切です。この参考サイトは、必ずしも製造業のWebサイトである必要はありません。ただ、1つだけではうまく伝わらない可能性があるので、必ず「複数」提示してください。デザイナーは複数提示された参考サイトの中から共通点を見つけて、デザインに反映してくれるはずです。

また、より具体的に伝えるには、そのサイトの良いなと思ったポイントを明文化して添えておくことです。例えば、

  • 写真が大きく使われていて大胆
  • 空白を広く取っていて余裕がある
  • 写真の表示時に動きがあって、目を引く

というようにです。動きに関しては、あらかじめ伝えておけば、最初に出てくるデザインの静止画の段階でも、動きに関しての説明があるはずです。

参考サイトについては、下記でデザイン参考サイトをいくつか紹介しておりますので、参考にしてみてください。

イメージカラーは正確に伝える

デザインの重要な要素の一つであるイメージカラーですが、「青」とか「緑」といった大まかな色ではなく、できればカラーコードを使って正確に伝えておくと良いです。

最近は写真を大きく使ってデザインするケースが増えてきているので、そこまで重要な要素ではありません。しかし、「濃い青」と「薄い青」では与える印象が大きく違うので、「指定した参考サイトのような色合いにしてほしい」といった要望でも構いませんので、できるだけ具体的に伝える必要があります。

イメージカラーの希望がない場合は、雰囲気のニュアンスだけでも伝えておくとずれが少なくなるでしょう。温かい雰囲気や誠実なイメージといった感じで構いません。希望する雰囲気を持つカラーをデザイナーが選定してくれます。

【補足】腕のあるデザイナーの見極め方

デザイナーを選ぶときは、そのデザイナーのWebサイトデザインの実績を見て、自分の希望するデザインに近い実績がある人を選ぶようにしてください。Webサイトのデザインはチラシやパンフレットのデザインと大きく違う点が多いので、チラシやパンフレットではなく、Webサイトデザインの実績を参考にするようにしましょう。

修正の出し方

最後に修正の出し方ですが、これは既に元となるデザインがある状態なので、修正案はできるだけ具体的に指示を出すようにしてください。「テキストをもう少し大きく」といった指示ではなく、大きさのキャプチャー画像を用意するなどの指示を出さないと、修正の修正と、何度も往復することになります。

場合によってはデザイナーの知見に頼った方がいい場合もありますので、「ここのテキストが読みやすくなるような工夫をお願いします。」といった修正の出し方でも良いでしょう。

まとめ

希望のデザインと違ったからと言って「思ってたのと違うから、何とかして!」と丸投げしても前には進みません。デザイナーと一緒に、お互いイメージを共有しながら進めていただけたらと思います。

この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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