製造業の集客に強いホームページ制作会社の選び方

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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こんにちは、テクノポートの渡部です。企業がホームページを持つのが当たり前になった今では、そのホームページの制作会社は数多く存在します。しかも仕事内容としてはホームページの制作と同じにもかかわらず、金額に大きな幅があり、「どの制作会社に依頼していいのかわからない」という方も多いと思います。

そこで本日はホームページ制作会社のうち、製造業を得意とし、その中でも集客力の強いホームページ制作会社の選び方を紹介します。また、最後には弊社も含め、いくつか弊社で厳選したホームページ制作会社を紹介します。

製造業にホームページが重要な理由

企業がホームページを持つのが当たり前になりましたが、それは製造業においても同様です。BtoCの企業に比べると、重要度が低いように感じられますが、実際はむしろ製造業の方が重要度が高いと思われます。

プッシュ型の営業が不向きな製造業界、効率がいい

自社製品を持たない受注生産がメインの製造業の場合、こちらから仕掛けていく形のプッシュ型の営業は不向きです。いくら仕事を受けられる能力があっても、既に頼んでいる外注先がいますし、また、そのタイミングで依頼する仕事がなければ受注にはつながりません。ニーズのあるタイミングで向こうから問い合わせをしてくれるホームページであれば、商談から受注への確度が高く、効率よく営業活動を行うことができます。

また、中小の製造業の場合、専任の営業ではなく社長や現場の人が営業を兼務していることも少なくありません。そのため、「こちらから仕掛けていく営業には人員も時間もかけられない」といった事情を抱えている会社も多いと思います。ホームページがあれば、「忙しいときにこそ種まきを」と言われるように、現場が忙しいときでも営業PRをしてくれます。

ホームページを介しての新規外注先の探索が主流

インターネットのインフラが広まったことと、外注先を探す担当者の年齢も若くなったことが相まって、企業の外注探しもその手法が変わってきています。外注先を探す担当者は、まずはGoogleで検索という行動が刷り込まれている世代なので、検索で自社の情報がヒットしないと、いくら高い技術と設備があっても外注探しの土俵に乗ることもできません。

今やホームページは製造業の営業の主戦場です。もちろん紹介や展示会も依然として効果の高い営業ツールではありますが、効率と費用対効果を考えるとホームページに軍配が上がります。

ホームページ制作プロジェクトを成功させるためには?

コストをかけてホームページを制作するのであれば、そのコストに見合う成果を出さなければなりません。ホームページ制作プロジェクトを成功させるためには、下記の3点を押さえておきましょう。

1、何のためのホームページか明確にしておくこと

ホームページの制作を始めると、決めないといけないことがたくさん出てきます。また、制作の期間が長くなると、最初にホームページを制作する目的が何だったかわからなくなることがあります。方向性が迷子にならないように、最初に決めた「何のためのホームページなのか」の軸はブレないように注意しましょう。ここがブレてしまうと、何をもって成功とするのか評価できないので、最も大切です。

2、集客コンテンツでアクセスを集めること

ホームページを作るからには、集客をしてユーザーを集める必要があります。デザイン性を重視してしまい、集客に関しての対策がおろそかになってしまうと、単なる自己満足のホームページになってしまいます。集客力の元となるSEO対策をしたコンテンツを作成し、ホームページへのアクセスを集めましょう。

3、アクセスから問い合わせへの導線があること

アクセスを集めるだけで満足してはいけません。アクセスしてきたユーザーから問い合わせを獲得するまでがホームページの仕事です。ホームページを訪問してきたユーザーに、自社の技術について理解してもらい、問い合わせを獲得できる仕組みを作りましょう。

制作会社選びで重要なポイント

数あるホームページ制作会社の中で、どの制作会社に依頼するのかについて、選ぶポイントをいくつか紹介しますので、自社にとって一番大切なポイントを決めて、業者選びをしてください。

集客に重要なSEO対策に長けているかどうか

今や群雄割拠のインターネットの戦場で、ホームページへのアクセスを集めるには、SEO対策が不可欠です。そのSEO対策も時代が進むにつれて、その対策方法も変化してきているので、今の時代に合ったSEO対策をしている制作会社を選ぶのがポイントです。

製造業の業界知識や、理解力があるかどうか

製造業ホームページの制作経験がない制作会社に依頼してしまうと、専門用語への理解がないため、打ち合わせにどうしても時間がかかってしまいます。また、業界にある程度の知識がないと、自社の技術を欲するようなターゲットのペルソナを想像できません。「金型」というキーワード一つ取っても、使用する業界や素材も様々。さらに金型に関わる工程のうち、金型を製造しているのか、金型を使って成形しているのかによっても内容は大幅に変わってきます。細かな業種分類も含め、広く製造業の実績のある会社が望ましいでしょう。

マーケティングの企画力があるかどうか

会社概要や事業内容、設備情報を掲載するだけではホームページへアクセスを呼び込むことはできません。集客からそのアクセスを問い合わせに呼び込むまでにはしっかりとした企画を立てなければなりません。また、ただ問い合わせも呼び込むだけでなく、実のある問い合わせを呼び込めるような企画力があるかどうかも制作会社選びのポイントです。

サポート体制がしっかり整っているかどうか

ホームページは制作して終わりではありません。その後の更新作業の内容によって、効果が格段に違ってきます。制作会社の中には、制作だけしてサポートのプランがないところもありますので、制作後のサポート体制がしっかり整っているかどうかについても確認しておきましょう。

製造業に特化したおすすめ業者一覧

上記の条件を満たすおすすめの制作会社を弊社を含めいくつか紹介します。

テクノポート株式会社

(出典:テクノポート株式会社マーケティングサイト

テクノポート株式会社(弊社)は「技術をマーケティングする」製造業に特化したホームページ制作会社です。広告などを使わず、ホームページのSEO対策でアクセスを集めて、新規顧客開拓営業に使えるホームページの制作をしています。ホームページの制作も新規顧客開拓の枠組みだけでなく、技術の用途開発用のホームページの制作などの企画も扱っており、製造業の幅広いニーズに対応することができます。

株式会社NCネットワーク

(出典:株式会社NCネットワーク

株式会社NCネットワークは日本最大の製造業ポータルサイト「Emidas」を運営する会社で、日本全国にネットワークがあります。また、日本国内以外にもアメリカや中国、ベトナム、タイにも拠点があり、海外進出を考えている製造業への支援となるサービスもあります。経営層や社員には製造業の現場で働いた経験のある人も多く、中小の製造業に最も近いホームページ制作会社だといえます。

株式会社アイリーラボ

(出典:株式会社アイリーラボ

株式会社アイリーラボは、ものづくりの現場やセールス営業の経験がある担当者が在籍する、製造業・BtoBに強いホームページ制作会社です。本社は長野にありますが、東京、名古屋、関西圏での実績もあり、オンライン会議で全国対応も可能です。製造業のためのホームページ活用セミナーを定期的に無料で開催しているため、気になる方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

株式会社クイックリー

(出典:株式会社クイックリー

株式会社クイックリーは、西日本に拠点を置く、製造業の中でも特に中小の企業に特化したホームページ制作会社です。この会社も、Webプランナーが製造業経験者で、徹底したヒアリングでその会社に合った集客プランを考えてくれます。無料で自社のホームページについて解析レポートの作成キャンペーンをしているので、現状のホームページの悩みを抱えている方は、一度こちらから相談してみてはいかがでしょうか。

株式会社デジタルベリー

(出典:株式会社デジタルベリー

株式会社デジタルベリーは、ホームページだけでなく、パンフレットやデジタルカタログ、動画制作など、メディアの制作を一貫した企画で依頼できる会社です。数多くの商品を扱っている製造業の場合は自社の製品検索システムの構築なども依頼できます。ほとんどの営業ツールの依頼が出来るので、自社のPRメディアを一括でまとめて依頼したい会社におすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?それぞれに会社の特徴はありますが、問い合わせをして実際に担当者と話をして詳細を聞いて見ていただけたらと思います。ホームページの制作会社の選定の参考になれば幸いです。

この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
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